Triangle Lovers




「またか……」

そう言ってラーメンマンは先ほど届けられたばかりのその手紙を手にとった。見覚えのある大きな癖字。やたらでかでかと書かれた宛名を見ただけでそれが誰が書いたものか一目で判る。いや、送り主が判るのはそれだけではない。ラーメンマンは、ここ最近同じ送り主からの手紙を3日とあけず受け取っているのだ。

……よほど彼に惚れたものか。

呆れたような感心したような複雑な気持ちでラーメンマンは手紙をひっくり返した。そこにはこう書いてある。

「君の親愛なる友、バッファローマン」

 ラーメンマンは、綺麗な装飾の入ったペーパーナイフでその手紙の封を切った。ざっと中を読むその表情は先ほどの呆れたような感心したような表情のままだ。それは熱烈なラブレターだった。ただし、ラーメンマンへではない。

 ブロッケンJrへのだ。

 いかに自分が彼を愛しているのかをバッファローマン独特の訳の判らない表現で(おそらく本人は詩的情緒たっぷりの胸を打つ表現だと思ってるのかもしれない)つづられた後、自分はこんなにも彼を愛しているのだから、ブロッケンJrとの交際を認めてくれ。という内容のものであった。

 悩む様子も無くラーメンマンは半紙と墨を取り出し、流れるような筆裁きで漢字を一文字だけ書き加える。

「否」

嫌味なほど達筆な字で「否」とでかでかと書いたそれを、また次に郵便配達員が来た時に渡そうと文箱に入れておく。バッファローマンの所に届けられるまでには相当日数もかかるだろうが、前回も、前々回もそのまた前の返事も一緒なのだ。構いはしない。なら返事を出さなくても良さそうな所だが。それを出すのもまたラーメンマンらしい。

一仕事終えたラーメンマンがふと部屋を見回すと、ラーメンマンの部屋に置いてある数少ない調度品である小箱が目に付いた。バッファローマンからの手紙をその箱にしまおうと蓋を開ける。そこには、何十通と同じ筆跡の手紙が詰まっていた。もうすでに入りきれなくなって、少し蓋が浮いている。ラーメンマンが手紙を箱に入れ、蓋を上から押さえつけようとしたその時、電話のけたたましいベル音が響き渡った。

「もしもし?」

「なぜだラーメンマン! なぜだめなんだ!?」

「……」

受話器を取るや否や大音響で響き渡る。頭蓋骨内にわんわん響くそのバカ声は、もちろんバッファローマンのものであった。まさか今出したばかりの返事が届いた訳ではあるまい、何日も前に出したうちの一通がバッファローマンの元へ届いたのであろう。

 受話器から突き破って出てきそうなバッファローマンの勢いとは反対に、ラーメンマンが冷静そのものの声で話し出す。

「いいかバッファローマン、良いものはいい、ダメなものはダメだ」

 ラーメンマンの冷静な声に、少しは我に返ったバッファローマンが次の言葉を待つ。

「ウム」

「おまえとブロッケンJrとの交際は、『ダメ』だ」

「納得いかないぜ!!!」

「ダメなものはダメだ」

再び爆発した猛牛に、らちがあかないと思ったのか冷たい一言を投げかけてラーメンマンが受話器を置きかける。その気配を察したのか、バッファローマンが慌ててラーメンマンに話し掛ける。

「ストップ、ストップ! わかった、じゃあこうしよう!」

「なんだ?」

 さすがのラーメンマンも不機嫌そうに聞き返すと、気が付いているのか無いのか、まったく意に介してない陽気な声でバッファローマンが言う。

「ラーメンマン、日本に来るんだ」

「どういうことだ?」

 あまりに脈絡のないバッファローマンの言葉に、驚いたラーメンマンの細い目が一瞬だけ開かれた。本当にこいつはいきなり何を言い出すか判らない。

「今度、若手超人のトーナメント試合がニッポンであるだろう? ロビンマスクの鉄仮面も、テリーも、キン肉マンも、主だった正義超人のやつらはみんな見に来るはずだ、君も見に来い」

 何が楽しいのかうきうきとした声で喋る猛牛は、聞かされる方としては薄気味悪かったが、そこまで聞かされると言いたい事は大体判った。

「……ブロッケンJrも来るのか?」

「もちろん」

 そう言ったバッファローマンの声が嬉しそうに浮かれている。どれだけ二人が親密なのか知らないが、少なくともバッファローマンのほうはかなり熱を上げているのは間違いなさそうだ。

「なにが言いたい?」

「まあ聞けよ、ラーメンマン。そこでな、俺とブロッケンの仲を見てから判断してくれ」

 返事が数瞬遅れたのは、もちろんそれが凄いナイスアイデアだと思ったからではもちろん、ない。

「……無駄だと思うが」

バッファローマンの強引さに半ば呆れたラーメンマンが小声でそう言ったのを無視してバッファローマンが一方的に喋る。

「じゃな、ニッポンでな。今度こそいい返事をくれよ、アディオス!」

 許諾か否かラーメンマンの返事を聞こうともせずに一方的に電話が切れた。後に残されたのは、全てをしょうがないと受け入れたラーメンマンと、空しくプープー音を残すだけの受話器だけ。

「全く、あいつは……」

 ラーメンマンが苦笑して受話器を下ろした。呆れてはいるが、怒ってはない。その口元にはかすかに好意の笑みが浮かんでいる。ロビンマスクあたりなら黙って縁を切りそうなものだが、幸いラーメンマンは大人なのだった。

 さて……。とラーメンマンが部屋を見回した。試合が始まるのは明後日だ。急いで準備をしなければなるまい。

 ラーメンマンは、口では厳しい事を言っても、自分勝手で、熱くなると周りが見えなくなる猛牛のことが結局好きなのだ。認める認めないは別として、日本へは行ってやろうと準備をし始めた。



 なぜバッファローマンが、自分とブロッケンJrの交際を認めてくれ……なんて素っ頓狂な事をラーメンマンに言うのか? には、バッファローマンなりの訳がある。

 第一に、ラーメンマンは、ブロッケンJrの保護者がわりのような立場にある。おせっかいがましく口を出したりしないが、支えるべき所はしっかり支える。自他ともに認める父親代わりのような存在であるのだ。ブロッケンJrも、ラーメンマンの事を父親のように慕っている。

 もし、ブロッケンJrが、自分に似合いのフロイラインと付き合うのだったら、よっぽどの事でもない限り、ラーメンマンは黙って見守るだろう。

 ……だが、相手がバッファローマンになると話が違う。言い寄られる「フロイライン」はブロッケンJrであり、ラーメンマンは「油断ならない年上男に言い寄られる娘を持った父親」という立場になってしまうのだ。そんなラーメンマンに黙ってブロッケンJrに手を出したらどうなるだろう。

……良くて半殺しだな。

 自分の想像の恐ろしさに、バッファローマンが冷や汗をかいた。下手したらこの世にいない可能性もありえる。ラーメンマンのその強さと性格は、一緒にタッグを組んだから良くわかる。

「なぁ? もう来てもいいんじゃないのか?」

 バッファローマンの胸のあたりの位置から、若々しい声が聞こえた。短気らしく、少しいらいらした声。

「あ、ああ、そうだな」

 ふとわれに帰ったバッファローマンが声の主を見下ろした。

 そのまま立っているのは疲れたのか、退屈なのか、ブロッケンJrがまるで鉄の壁のようなバッファローマンの体に、とん……ともたれた。ブロッケンJrとて、超人である。身長も体重もそこそこにある。だが、ブロッケンJrがバッファローマンに体重を預けてもびくともしない。身長差もだいぶあるし、ブロッケンJrが壁代わりにもたれている事など、一千万パワーのバッファローマンには蚊ほども感じないらしい。

「遅いな」

「そ、そうだな」

ブロッケンJrがもう口癖のように何度も繰り返している言葉を口に出すと、決まってバッファローマンは口篭もる。

「何緊張してるんだ?」

 純粋にラーメンマンが来るのを待ちわびているJrと違って、バッファローマンにとっては来て欲しいような欲しくないような複雑な心境であった。

「い、いや。別に……」

「もうとっくに飛行機は着いてるんだろ?」

 自分から聞いたくせに、バッファローマンの返事は無視してブロッケンJrがまた文句を言った。

 いくら混んでいる空港だと言っても、超人二人が、ましてやバッファローマンみたいな巨体の超人や、アイドル超人のブロッケンJrがいると嫌でも目立つ。飛行機の離発着を知らせる日本語や英語のアナウンスに混じって、女の子のきゃあきゃあ言う声が聞こえるが、ブロッケンJrは全く意に介してないようだった。今はラーメンマンの事で頭がいっぱいなのだろう。だが、これ以上ラーメンマンが来ないと、ブロッケンJrの癇癪がいつ破裂するかわからない。ラーメンマンに対する緊張とは別に少しひやひやした。ブロッケンJrの機嫌を取るのは自分なのだ。まあ、そうするのは嫌いではないが。

「あ! 来たぜ!」

 嬉しそうな声と共に、ブロッケンJrが人ごみの一角を指差した。バッファローマンがその姿を認めるより前に、もうブロッケンJrは自分の指差した方向へ走り出している。

「ラーメンマン!」

 嬉しそうなブロッケンJrの声が空港に響く。その声にラーメンマンもブロッケンJrに気がつき、にこにことしながら合図をするように少し手を上げた。小さい荷物を二つばかり持っただけのラーメンマンにブロッケンJrが飛びつく。

 普段はめったに表情を変えることの無いラーメンマンの顔がほころぶのがバッファローマンからも見えた。

 チッ、面白くねーな。

 バッファローマンが内心毒付いた。

 ムッツリスケベだの、不義理だの、内心で散々ラーメンマンの事を言いたい放題しながら、表面上は笑顔で、ニコニコと上機嫌のブロッケンJrと、ブロッケンJrに抱きつかれてまんざらでもなさそうなラーメンマンの方へ歩いていった。

「ラーメンマン、会いたかったぜ!」

 ブロッケンJrがラーメンマンに満面の笑顔でそう言った。ラーメンマンも笑顔で頷き返す。

この後はホテルでラーメンマンの荷物を置き、明日は試合会場で懐かしい皆との再会をする予定だ。

楽しみにしていたはずなのに、ブロッケンJrの心の中で、何か得体のしれないもやもやが頭をもたげた。ラーメンマンが来る。と聞かされてから、実はずっと心の奥で感じていた妙な違和感。

その妙な違和感を、ブロッケンJrはラーメンマンに再開した喜びで振り払おうとブロッケンJrが何時もより陽気に笑い、喋りかける。

だが、その違和感はブロッケンJrのなかでどんどん大きくなっていく。




 ラーメンマンと久しぶりの再開を果たした翌日、胸のもやもやは我慢しきれないほど大きくなっていた。もともとこらえ性のないブロッケンJrが苛々している。

「……何でラーメンマンを呼んだんだ?」

 試合が行われる大きな会場の通路で、いきなりブロッケンJrが言った。試合に出る超人達の控え室へ顔を出そうとしたのだが、何かのすれ違いか会うことが出来なかったのだ。ラーメンマンが確認してくると二人のもとを離れたため、思いもかけず二人きりになってしまった。

ここはスタッフしか入れない区域なせいか、人気は全く無い。バッファローマンがおや? と思ったのは、いきなりの言葉の他に、ブロッケンJrが少し緊張しているように感じたからだ。三人で居る時から、ブロッケンJrは楽しそうに喋り、久しぶりの再開を屈託無く喜んでいるように見えたが、何故かバッファローマンには何時もより少しよそよそしかった。自分にあまり話し掛けてこないのは、久しぶりに会ったラーメンマンと会話するのに忙しいからかと思ってたが、どうもそうではないらしい。目を合わせないようにしているし、たまにバッファローマンに話し掛ける言葉もなにか空虚だ。

「おい、お前の質問はいつも唐突だな」

 バッファローマンが苦笑しながらそう言った。ブロッケンJrがおかしい理由は薄々判っている。何時もなら、人気の無い所で二人きりになれば強引にキスの一つでもねだって来る所だが、今は代わりに不機嫌でイライラした声が暗にバッファローマンを責めている。

「なんでもいいじゃねぇか。答えてくれよ」

 バッファローマンの態度に、さらにブロッケンJrが苛立ちを募らせて言った。さっきからなんだか訳のわからない苛立ちがブロッケンJrを神経質にさせた。

ラーメンマンも日本に来ると知ったとき、そのときは純粋に嬉しかった。バッファローマンとラーメンマン。両方といたら、どんなに楽しいだろうと楽しみにしていたくらいなのだ。

「別に意味なんかねぇよ。久しぶりにみんな集まるからラーメンマンも呼んだんだ。お前だって喜んでただろう?」

 ブロッケンJrが苛々しているのは承知していたが、それでもバッファローマンはブロッケンJrが気に入るような返事は返さなかった。

「誤魔化すなよバッファローマン!」

 ついにブロッケンJrが切れて怒鳴ると、壁にもたれていたバッファローマンがゆっくりと体を起こし、身をかがめてブロッケンJrの顔を覗き込んで言った。

「……意味があるとしたら、ブロッケン、お前の思ってるとおりだ」

 ブロッケンJrの目を覗きこむと、バッファローマンの瞳に睨みつけるブロッケンJrの顔が映る。体格さがだいぶ有るにもかかわらず、臆する事も無く上目使いで睨む姿から、若さと猛々しさが迸るようだ。怒りのオーラを全身から出しているブロッケンJrに対し、バッファローマンはにやりと笑い、まるで試合前のような好戦的な表情で応じた。

 何時もなら、ここで引くのはバッファローマンの方だったが、今回は甘やかせる訳にはいかない。

 バッファローマンがいきなりブロッケンJrを引き寄せ、キスしようと身をかがめた。

「っつ、やめろ!」

 だが、ブロッケンJrはそれを拒否して顔をそむけた。バッファローマンから目をそらし、顔を見ようとしない。 

「何故嫌がる?」

 冷静にバッファローマンが問うた。ブロッケンJrが拒否する事を最初から判っていたような冷静さだった。

「そんな気分じゃないからだ!」

 相変わらずバッファローマンでは無く、白い壁を見ながらブロッケンJrが叫んだ。その表情は硬く、先ほどとは打って変わって脆く見えた。自分が崩れそうになるのを必死で保っているような表情。

 何故キスを拒んだのか?

 何故バッファローマンの顔を正面から見る事が出来ないのか?

 ブロッケンJrの中で、先ほどからの違和感がどんどん形になっていくのを感じた。急激な変化に戸惑い、無意識のうちにそこから目をそらす。

「決着をつけようぜ」

 ブロッケンJrの耳元でバッファローマンが低い声で囁いた。熱い息がかかるほどの近くで囁かれ、思わずぞくっとする。低い、小さな囁きだったが、逆らう事を許さない力を持ってブロッケンJrを支配する。まるで、無意識のうちに逃げようとするブロッケンJrの内心を何もかも見透かしているようだった。

「何の話だ」

 ブロッケンJrが虚勢を張って言った。バッファローマンの言いたい事は本当は判っている。だが、それを認めてしまうと、弱みを見せるようで嫌だったのだ。

「俺とラーメンマン、どちらかを選べ」

 囁いた声は大きくなかったが、止めを刺すには十分な迫力と破壊力を持った言葉だった。囁かれた瞬間、ブロッケンJrの体がびくっと硬直するのがバッファローマンにも判る。

 ……図星かよ。

 バッファローマンが心の中で呟いた。今、ブロッケンJrの心の中は、自分が囁いた言葉で嵐のように混乱し、苦んでいるだろう。だが、囁いた方のバッファローマンの心中もズタズタだった。

「まさか、両方と上手くやっていこうなんて甘い事考えてるんじゃないだろうな?」

 ぎりっとブロッケンJrが唇を噛んだ。

 違和感の原因はこれだと気付かされた。

 ラーメンマンとバッファローマン。好きなのだ。両方とも。

 考えたくなかった。ラーメンマンとバッファローマン、どちらか一人を選ぶなんて。

 どちらもブロッケンJrにとって大切な人だ。友人として、父親としてなら、決断する必要などないだろう。だが、愛する人なら……。

 ブロッケンJr自身、まだ良く判ってない所があった。俺は本当は誰が好きなのか? バッファーローマン? ラーメンマン? それとも両方? この感情は友情なのか? 愛情なのか?

なあなあのままで上手くいけばいいと思っていた甘い考えを見透かされたのだ。どちらにも良い顔をしようと思ったのではない、決断するのが怖かった。

「敵前逃亡なんてへたれな真似はするなよ」

 バッファローマンがぐいとブロッケンJrの胸倉を掴み上げ、低く唸った。自分のためというより、ブロッケンJrのため、ここは引く訳にはいかない。たとえこのことでJrに嫌われたとしても、このまま甘い考えのまま生きてゆくのは、ブロッケンJrにとってプラスにならない事は明白だからだ。

「お前、俺を子ども扱いしているだろう」

 説教するような気配を感じ、不機嫌そうにブロッケンJrが言った。自身の幼さを自覚しているだけに、妙に反発してしまう。

「してねぇよ」

 掴んでいた手を離し、バッファローマンがそう言った。

「ならなんで、俺を抱かないんだよ」

 突っかかる事自体が子供の証明だという事に気が付いていないのか、駄々っ子のように唐突にブロッケンJrが叫んだ。

 キスはもう何度もした。バッファローマンの手で快楽を感じ、果てた事もある。だが、バッファローマンはがんとしてそれ以上先へとは進もうとしなかった。

「けじめさ。大人なら必要だろ、けじめが」

 ブロッケンJrを見ながら、バッファローマンが不敵ににやりと笑った。

 精神は肉体に引き摺られる。まだ幼いブロッケンJrの精神は、バッファローマンに抱かれると勘違いしてしまうだろう。快感が愛だと錯覚してしまうだろう。

 ブロッケンJrの心の中に、もう一人影がいるのを見抜いていたバッファローマンは、だからブロッケンJrを抱こうとしなかった

 本当にバッファローマンを愛しているのか、それとも、別の誰かを求めているのか。自らの目で見極めさせようとしていた。

 だが、ブロッケンJrにはそれが判らない。

「はっきりしやがれ。お前を抱くのはそれからだ」

 ブロッケンJrを抱きたいのは、バッファローマンとて同じなのだ。若々しい肉体を惜しげも無く晒すブロッケンJrに何度我を忘れかけ、自分を殴ったか。

 それもこれも、ブロッケンJrを大切に思うからだ。

 やろうと思えば、ブロッケンJrを快楽付けにして自分の物にする事もできる。だがそれはしたくない。

 惚れた弱み。というものかもしれなかった。

「……ちっくしょう。さっさと抱きやがれ!」

 苛々して子供の残酷さでブロッケンJrがそう言った。バッファローマンの内心を知らずに。


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