しょうこりもなく五エビ妄想の続き
「くくっ、お前、本当に腰のくびれが無いねぃ。まるでドラム缶だ」
「そ、そのドラム缶を抱いてるのは五嶺様じゃないですかっ!」
「おや? 怒ったのかぃ」
「ええ? 怒ったのか? どうなんだ、言ってみろ」
「あぅ……っ」
「アタシに好きにされて悔しいかぃ?」
「んっ、あ……。悔しい……ですっ」
「エビスの、お前の声は結構そそるよ。ホレ、もっと良い声で鳴いてみろぃ」
「んぅ……っ」
「何生意気にこらえてんだぃ?」
「だってっ、恥ずかしいじゃ……ないですかっ!」
「馬鹿め。アタシにあんな事までしておきながら、恥ずかしいもなにもあるもんかぃ」
「五嶺様……」
「駄目だ、触るんじゃないよぅ」
「欲しいんです……っ」
「お前の考えはお見通しなんだよぅ。最初はお前の思惑にまんまと騙されたけどねぃ。自分がされるのが恥ずかしいから、アタシを責めて逃げようってんだろ? そうはいくか。お前にはこれからもっと恥ずかしい思いをしてもらうんだからねぃ」